【必読】観戦チケットや航空券を買う前にまず読んでください!

【重要】2022年頃から、イギリスでは電車の遅延と運休が非常に多くなっています。EUを離脱したことでヨーロッパからイギリスに来ていた労働者がヨーロッパに帰ってしまい、人手不足になっている(電車の運転手など鉄道運行会社で働く人の人数が足りない)からだそうです。

ロンドン・ユーストン駅から出るリバプール・ライム・ストリート行きの直行電車はAvanti West Coastという運行会社が運行していますが、このAvanti West Coastの電車の運休が非常に多くなっています。予約した電車が当日予告なく運休になることもあります。また、ストライキも多くなっています。そのため、日本からロンドンの空港(ヒースロー空港やガトウィック空港)に飛び、電車でロンドンからリバプールまで移動する場合は、旅程に余裕を持たせておくこと(試合日にロンドンーリバプール間を移動するプランは立てないこと)が大事です。また、万が一電車が運休になった場合に自力でなんとかできる(ロンドンの他の駅から電車を乗り継いでリバプールに向かう、長距離バスを利用するなど)自信がない方には、ロンドンーリバプール間の電車での移動はお勧めしません。


そのため、ロンドンに用がないのであれば、日本からマンチェスター空港に飛ぶことを強くお勧めします。マンチェスターからリバプールまでは電車で1時間ほどで、電車の本数もロンドンからの電車より多いので、安心です。また、万が一電車が全く動いていない場合でも、マンチェスターからならリバプールまでタクシーで1時間程度(料金は£60ほど)です。


日本からマンチェスター空港に飛ぶより、ロンドンの空港(ヒースロー空港やガトウィック空港)に飛ぶほうが、航空会社の選択肢も多く、安い航空券も多いのですが、ロンドンからリバプールまでの電車での移動のリスクを考えると、マンチェスター空港に飛ぶ方がずっと安心です。


23/24シーズンのブライトン戦は3月31日にありますが、Avanti West Coast公式サイトによると、3月29日から4月1日まで、Avanti West Coastの電車は運行しないそうです。そのため、ブライトン戦を観に行かれる方でロンドンの空港に飛ぶ場合は、ロンドンの他の駅(St Pancras駅など)から電車を乗り継いでリバプールまで行くか、長距離バスを利用することを検討してください。まだ航空券を買っていない場合は、マンチェスター空港に飛ぶことをお勧めします。



1. 試合日は変更になる可能性があります


新シーズンのプレミアリーグの試合日程は、毎年6月2週目に発表されます。そのときは、週末の試合は全て土曜日の午後15:00キックオフと発表されますが、試合日1〜2ヶ月前頃に試合を中継するテレビ局と放送時間が決まると、放送時間に合わせて多くの試合の試合日や開始時刻が変更になります。


元々は土曜日だった試合が日曜日に変更になったり、ときには金曜日の夜や月曜日の夜に変更になることもあります。特にELに出場しているシーズンは、ELの試合が木曜日であるため、次のリーグ戦は日曜日や月曜日の夜に変更になると思ってください(試合日と試合日の間は最低48時間空けなければならないというルールがあります)。また、日にちの変更はなくても、キックオフ時間がランチタイムになったり、17:00以降の遅い時間になったりすることもあります。元々ミッドウィークに予定されていた試合日時が変更になることもあります(火曜日に予定されていた試合が水曜日になるなど)。


テレビ局と放送時間が決まる前に航空券を買う場合、土曜日の試合が金曜日の夜に変更になる可能性を考えると、木曜日にはイギリス(できればリバプール)入りできるフライトを選ぶ必要があります。


また、試合が月曜日の夜に変更になる可能性を考えると、リバプールからロンドンやマンチェスターへ戻るのは火曜日にするのが望ましいと言えます。そして、火曜日はロンドンやマンチェスターに1泊し、水曜日に日本に戻る飛行機に乗るようにするのが最も無理のないプランになります。


上記のことを考慮すると、たとえ1試合観るだけでも、最低1週間は必要になるということがおわかりになると思います。


また、2月以降はカップ戦(FAカップやリーグカップ)の試合が入ってきます。リバプールがカップ戦で勝ち進んでいくと、カップ戦の試合がリーグ戦と同じ日や直前(直後)に入ることがあります。そうすると、リーグ戦の試合が大幅に延期になることがあります。


23/24シーズンは、FAカップの試合がホームのリーグ戦の試合とかぶる日はありませんので、後半戦のホームのチケットは、全て事前に買っておいても大丈夫でしょう。


ただし、もちろん、試合日が日曜日や月曜日の夜に変更になることは多々ありますので、注意して下さい。


23/24シーズンのカラバオカップ決勝は2月25日(日)なので、もしリバプールかルートンがカラバオカップ決勝に進出した場合、2月24日(土)に予定されているリーグ戦のリバプール v ルートンは延期になるため(この場合は2週間先など大幅に延期されます)、リバプールとルートンの両チームがカラバオカップを敗退するまでこの試合のチケットは買わないほうがいいでしょう。


2月以降の試合のチケットを買う場合は、事前にカップ戦の日程をよく調べ、延期になる可能性が少ない試合のチケットを買うことをおすすめします。クラブ販売のホスピタリティ・パッケージなら、試合日が変更になって観戦に行けなくなってしまっても返金してくれますが、クラブ公式代理店のスポーティング・アフェア販売のホスピタリティ・パッケージは、返金してくれないので注意が必要です。


22/23シーズンまでは、プレミアリーグの試合を中継するテレビ局と放送時間がいつ確定するかをプレミアリーグのサイトで確認できたのですが、23/24シーズンからはそのページがなくなってしまいました。


ちなみに、22/23シーズンはプレミアリーグのサイトに以下のように記載されていました。ですが、23/24シーズンは、試合日が確定するのが22/23シーズンより遅くなっていますが(11月の試合日程が確定したのが10月13日なので1ヶ月ぐらい遅くなっています)。


【22/23シーズンの試合の試合日が確定した日】


8月の試合と9月の試合 → 7月5日に確定

10月の試合 → 7月29日に確定

11月の試合 → 9月13日に確定

12月と1月の試合 → 10月11日に確定

2月の試合 → 12月6日に確定

3月の試合 → 1月25日に確定

4月の試合 → 2月21日に確定

第35節の試合 → 3月23日に確定

第36節の試合 → 4月6日に確定

第37節の試合 → 4月14日に確定

最終節の試合 → 第37節の試合の後に確定(となっていますが、最終節は必ず日曜日になります)


また、下のプレミアリーグのサイトへ行き、

「Filter by Location」を「United Kingdom」にし、「Filter by Club」を「Liverpool」にすると、放送スケジュールが出ます。


ここにまだ出ていない試合は、放送スケジュールが決まっていないということです。つまり、試合日が確定していないということです。


また、試合日が確定すれば、リバプール公式サイトやSNSでアナウンスがあります。こちらは23/24シーズンの8月と9月の試合が確定した時のアナウンスです。

現地観戦に行かれる方は、クラブのアナウンスを見逃さないよう、こまめにニュースをチェックしてください。


もしくは、上のプレミアリーグのサイトで放送スケジュールが決まってるかどうかチェックしてください。



2. イギリスへ


日本からリバプールまで行く場合、飛行機でロンドンのヒースロー空港に飛び、ロンドンから国内便の飛行機、電車、長距離バスなどでリバプールへ向かう方法と、飛行機でマンチェスター空港まで飛び、マンチェスターから電車や長距離バスでリバプールへ向かう方法があります。


東京(成田/羽田)からロンドン・ヒースロー空港まで直行便を就航しているのは、BA(ブリティッシュ・エアウェイズ)、JAL、ANAの3社のみです(2022年12月17日現在、BAの直行便は「羽田ーロンドン・ヒースロー」のみです。「成田ーロンドン・ヒースロー」は就航していません)。


直行便は時期によって運賃が非常に高くなります。中東系の航空会社(エミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空など)やキャセイ・パシフィック航空、トルコ航空、エールフランス航空などを利用した乗り継ぎ便を利用すると、比較的安くロンドン入りすることができます。


エミレーツ空港のフライトは、東京(成田)出発が午後22:30であるため、出発日に仕事を休まなくてすむ点がお勧めです(仕事から帰宅してから成田空港に行っても間に合う!)。また、エミレーツ空港のフライトは、ロンドン・ヒースロー空港やマンチェスター空港に到着する時間が現地の正午頃なので、それからリバプールに向かうとちょうどホテルのチェックイン開始時間頃にリバプールに到着できます。


乗り継ぎ便ならマンチェスターに飛ぶこともできます。リバプールはマンチェスター空港から電車で1時間弱の距離なので、特にロンドンに用がない場合は、乗り継ぎ便でマンチェスター入りするのがお勧めです(ロンドンのヒースロー空港からは、ロンドン中心部に出るのにヒースローエクスプレスや地下鉄で20分〜1時間。さらにロンドン・ユーストン駅からリバプール・ライム・ストリート駅まで2〜2時間半ほどかかります)。


ロンドンまでの乗り継ぎ便と同様、マンチェスターへも中東系の航空会社(エミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空など)やキャセイ・パシフィック航空、トルコ航空、エールフランス航空などで飛ぶことができます。


【重要】冒頭でご説明したように、2022年夏頃から、イギリスの電車のダイヤが混乱しているため、現在はロンドン・ヒースロー空港に飛ぶよりマンチェスター空港に飛ぶことをお勧めします。切符を買った電車が運休になった場合、その切符で次の電車に乗ることはできますが、座席指定をしていない電車に乗ることになるため、車内でスーツケースを引きずりながら空いている席を探すのが難しくなることが予想されます。マンチェスター空港からならリバプールまでタクシーで移動することも可能ですが(所要時間は1時間弱、運賃は£60ほど)、さすがにロンドンからリバプールまでタクシーで移動するのは現実的ではありません。


利用できる航空会社や運賃は、HISなどの旅行代理店のサイトやエクスペディアSkyScannerなどでご確認いただけます。  


また、イギリスや海外に行くのが初めてという方は、お近くの旅行代理店(HISやJTBなど)に出向いてスタッフに相談されることをおすすめします。


★ 下の2つの記事もぜひ参考にしてください。



3. 試合日の1、2日前にはイギリス入りしましょう


試合日当日にイギリス入りするのはおすすめできません。たとえキックオフ時間が遅い試合であってもおすすめできません。


天候やエンジントラブルなど、さまざまな理由で飛行機は遅れる可能性があります。また、イギリスでは電車が遅れたり運休になったりすることも多いため、たとえ飛行機が予定通りに到着したとしても、電車が遅れてキックオフ時間に間に合わなくなる可能性も考えられます。


特にロンドンの空港に飛ぶ場合は、試合日の1、2日前にはにロンドンに着くようにし、ロンドンに1泊して、次の日にリバプールに向かうことをおすすめします。



4. 試合日前日までにはリバプールに移動しましょう


試合日当日にリバプールに移動するのはおすすめできません。上記の通り、ロンドンからリバプールまでの電車が運休になることがあるからです。ロンドンからリバプールに移動する場合は、試合日前日にリバプールに移動し、前日はリバプールに宿をとることをお勧めします。


夜20:00キックオフの試合なら、試合日当日の移動でも大丈夫ですが、その場合も、時間に余裕を持って早めに移動することをおすすめします。


マンチェスターからであれば、試合日当日の移動も可能ですが(マンチェスターからリバプールへ向かう電車は、ロンドンからリバプールに向かう電車より本数が多いので)、それでも、初めてリバプールに行かれる方には、試合日前日はリバプールに1泊することをおすすめします。


ホスピタリティチケットで観戦する場合、アンフィールドには、キックオフ3時間前に着いているのが理想的です。そのためにはキックオフ4時間前にはシティセンターでバスに乗ってアンフィールドに向かう必要があります。


ホスピタリティチケットに含まれている食事は、時間がなければしなくても大丈夫です。ただし、ラウンジによってはマッチデイプログラムは食事をするテーブルに置かれているので(入口で配っているラウンジもあります)、食事をしない場合は「マッチデイプログラムをください」とスタッフにお願いしてください。



現地観戦情報用「LINEオープンチャット」


チケットの買い方や現地観戦に関する情報交換ができるLINEオープンチャットがありますのでぜひご参加ください。


チケットや現地観戦に関するご質問もこちらのオープンチャット内でお願いします。


ご質問される前に、まずは当サイトの「現地観戦ガイド」のページと「チケットの買い方」のページにある記事を全て読んでからご質問ください。


また、オープンチャットに参加されましたら、ノートに張ってある2本の動画(「現地観戦講座2022(リバプール)1. チケット編」と「現地観戦講座2023(リバプール)2. 移動&ホテル編」)をご覧ください。


チケットに関しては、クラブが販売しているチケットとクラブの正規代理店が販売しているチケットに関するご質問にしかお答えできませんのでご理解いただけましたら幸いです。

リバプール・サポーターズクラブ日本支部(LSC Japan / OLSC Japan)

リバプール・サポーターズクラブ日本支部(LSCJ:Liverpool Supporter Club Japan)の公式サイトです。

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