田丸由美子

フォトグラファー。リバプール・サポーターズクラブ日本支部代表。

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初めてアンフィールドへ行く方へ(プランの立て方)

1. イギリスへ日本からリバプールまで行く場合、飛行機でロンドンのヒースロー空港に飛び、ロンドンから国内便の飛行機、電車、長距離バスなどでリバプールへ向かう方法と、飛行機でマンチェスター空港まで飛び、マンチェスターから電車や長距離バスでリバプールへ向かう方法があります。東京(成田/羽田)からロンドンまで直行便を就航しているのは、BA(ブリティッシュ・エアウェイズ)、JAL、ANAの3社のみです。 ※ 2022年8月23日現在、BAはコロナウィルス感染拡大に伴い「東京ーロンドン」便を運休していますが、2022年11月13日より羽田=ヒースロー間の運行を再開する予定とのことです直行便は時期によって運賃が非常に高くなります。中東系の航空会社(カタール航空、エミレーツ航空、エティハド航空など)を利用した乗り継ぎ便を利用するとと、比較的安くロンドン入りすることができます。乗り継ぎ便ならマンチェスターに飛ぶこともできます。リバプールはマンチェスター空港から電車で1時間弱の距離なので、特にロンドンに用がない場合は、乗り継ぎ便でマンチェスター入りするのもおすすめです(ロンドンのヒースロー空港からは、ロンドン中心部に出るのにヒースローエクスプレスや地下鉄で20分〜1時間。さらにロンドン・ユーストン駅からリバプール・ライム・ストリート駅まで2〜2時間半ほどかかります)。上述の中東系の航空会社(カタール航空、エミレーツ航空、エティハド航空など)でもマンチェスターに飛ぶことができますし、パリやアムステルダムなどヨーロッパの都市で乗り継いでもマンチェスターに飛ぶことができます。利用できる航空会社や運賃は、HISなどの旅行代理店のサイトやエクスペディア、SkyScannerなどでご確認いただけます。  また、イギリスや海外に行くのが初めてという方は、お近くの旅行代理店(HISやJTBなど)に出向いてスタッフに相談されることをおすすめします。2. 試合日の1、2日前にはイギリス入りしましょう試合日当日にイギリス入りするのはおすすめできません。たとえキックオフ時間が遅い試合であってもおすすめできません。天候やエンジントラブルなど、さまざまな理由で飛行機は遅れる可能性があります。また、イギリスでは電車が遅れたり運休になったりすることも多いため、たとえ飛行機が予定通りに到着したとしても、電車が遅れてキックオフ時間に間に合わなくなる可能性も考えられます。特にロンドンに飛ぶ場合は、試合日の1、2日前にはにロンドンに着くようにし、ロンドンに1泊して、次の日にリバプールに向かうことをおすすめします。3. 試合日前日にはリバプールに移動しましょう試合日当日にリバプールに移動するのはおすすめできません。ロンドンからリバプールに移動する場合は、試合日前日にリバプールに移動し、前日はリバプールに宿をとることをおすすめします。試合日当日にロンドンからリバプールに移動することを考えた場合、15:00キックオフの試合に間に合うようにするためには、遅くとも13:00にはリバプール・ライム・ストリート駅に到着している必要があります。そうすると、ロンドン・ユーストン駅を10:30頃に出発する電車に乗ればいいのですが、イギリスの電車は、遅れたりキャンセルになったりすることが頻繁にあるため、乗ろうと思っていた10:30の電車がキャンセルになってしまったら、次の電車は1時間後になるため、試合に間に合わない可能性があります。夜20:00キックオフの試合なら、試合日当日の移動でも大丈夫ですが、その場合も、時間に余裕を持って早めに移動することをおすすめします。マンチェスターからであれば、試合日当日の移動も可能ですが(マンチェスターからリバプールへ向かう電車は、ロンドンからリバプールに向かう電車より本数が多いので)、それでも、初めてリバプールに行かれる方には、試合日前日はリバプールに1泊することをおすすめします。4. 試合日は変更になる可能性があります新シーズンのプレミアリーグの試合日程は、毎年6月2週目に発表されます。そのときは、週末の試合は全て土曜日の午後15:00キックオフと発表されますが、試合日1〜2ヶ月前頃に試合を中継するテレビ局と放送時間が決まると、放送時間に合わせて多くの試合の試合日や開始時刻が変更になります。元々は土曜日だった試合が日曜日に変更になったり、ときには金曜日の夜や月曜日の夜に変更になることもあります。また、日にちの変更はなくても、キックオフ時間がランチタイムになったり、17:00以降の遅い時間になったりすることもあります。土曜日の試合が金曜日の夜に変更になる可能性を考えると、木曜日にはイギリス(できればリバプール)入りできるフライトを選ぶ必要があります。また、試合が月曜日の夜に変更になる可能性を考えると、リバプールからロンドンやマンチェスターへ戻るのは火曜日にするのが望ましいと言えます。そして、火曜日はロンドンやマンチェスターに1泊し、水曜日に日本に戻る飛行機に乗るようにするのが最も無理のないプランになります。上記のことを考慮すると、たとえ1試合観るだけでも、最低1週間は必要になるということがおわかりになると思います。また、2月以降はカップ戦(FAカップやリーグカップ)の試合が入ってきます。リバプールがカップ戦で勝ち進んでいくと、カップ戦の試合がリーグ戦と同じ日や直前(直後)に入ることがあります。そうすると、リーグ戦の試合が大幅に延期になることがあります。2月以降の試合のチケットを買う場合は、事前にカップ戦の日程をよく調べ、延期になる可能性が少ない試合のチケットを買うことをおすすめします。プレミアリーグの試合の試合を中継するテレビ局と放送時間がいつ確定するるかは、プレミアリーグのサイトで確認できます。22/23シーズンのプレミアリーグの試合の試合日程がいつ確定するかは、下のページで確認できます。

試合日に注意したいこと(必読)

1.  バッグの持ち込みは禁止(A5サイズ以下の大きさのバッグのみOK)21/22シーズンから、アンフィールドで観戦するときには大きなバッグを持ち込めなくなりました。A5サイズ以下の大きさのバッグのみ、持ち込みが許可されています。また、クラブストアで買い物した物は、袋ごと持ち込み可能です。アンフィールドにはコインロッカーも荷物の預かり所もないので、知らずに大きいバッグやスーツケースを持って行ってしまうと、スタジアムに入れなくなってしまうのでくれぐれも気をつけてください。入口の係員によって厳しい人と甘い人がいます。A5サイズより大きいバッグでも大目に見てもらえることもありますが、厳しい人だとA5サイズより少し大きいだけで「NO!」と言われてしまうので、気をつけてください。2.  大きなカメラは持ち込み不可以前はアンフィールドには一眼レフカメラのような大きなカメラも持ち込むことができたのですが、現在は禁止されています。A5サイズのバッグに入るコンパクトカメラはOKです。ペットボトルは500ml以下のもので栓をすることができるものならOK。500ml以上のものはNG。長い傘はスタジアムに持ち込めないので、A5サイズのバッグに入る折り畳み傘を持って行くといいでしょう。スタジアムに持ち込めるものと持ち込めないものについては下の画像の通りです。

リバプールに持って行くといいもの

1.  クレジットカードや国際プリペイドカードを2枚以上買い物をするときには、現金で支払うよりクレジットカードや国際プリペイドカードで支払うのがおすすめです。銀行や両替所で日本円をポンドに両替するときの為替手数料より、クレジットカードや国際プリペイドカードを使うときの手数料の方が安いからです。クレジットカードや国際プリペイドカードは、2枚以上持って行くことをお勧めします。学生さんだと、クレジットカードの限度額が小さいため、途中で限度額に達してしまって使えなくなってしまったという話をよく聞きます。また、クレジットカードを紛失してしまうこともあり得ます。実際、私は一度イギリスでクレジットカードを紛失したことがあります。そのようなことがあった場合、他にもクレジットカードを持っていないと必要な支払いができず困ることになります。クレジットカードは、1枚は必ずVISAかMasterにしてください。イギリス(とくにリバプール)では、AMEXやJCBは使えない店が多いのです。クレジットカードの他に、今は海外で使える「国際プリペイドカード」もたくさんあるので、下の記事などを読んでいただき、良さそうなものを作って持って行くといいでしょう。

電車やバスでの移動

1. ヒースロー空港からロンドンまでヒースロー空港からロンドン市内まではヒースロー・エクスプレスという特急電車で約20分。ロンドン市内のパディントン(Paddington)という駅に到着します。運賃は片道25ポンド(約4,000円)。往復券(Return)なら37ポンド(約6,000円)です。切符はヒースロー空港のヒースロー・エクスプレス乗り場の券売機で購入します。帰りも利用するつもりなら往復券(Return)を買っておくほうがずっとお得です(往復券は1ヶ月間有効)。1等車(Business First Class)と2等車(Express Class)がありますが、2等車で充分。上記の34ポンドというのは2等車の料金です。エリザベスラインを利用すれば10.50ポンド(1,700円)でロンドン市内に入れます。所要時間は30分ほどです。地下鉄ピカデリーラインを利用してロンドン市内に入る方法もあります。地下鉄を利用すれば、ヒースロー・エクスプレスよりずっと安くロンドン市内まで行くことができます。3.50ポンド(570円)です。ただし、ロンドン市内まで1時間ぐらいかかります。また、ヒースロー・エクスプレスであればスーツケースなど大きな荷物を置くスペースがありますが、地下鉄の車両にはそのようなスペースがないため、荷物が大きい方にはおすすめしません。2. 電車の時間や運賃の検索・切符の購入イギリスの電車の料金体系は日本のそれとは全く異なります。イギリスでは、電車の切符は早く買えば買うほど安く買うことができます。当日駅で買うと非常に高いので、可能なら「National Rail」のサイトで事前に購入しておくことをおすすめします。このサイトで電車の時間や切符の種類、運賃を調べることもできます。リバプールまで行く電車はロンドンのユーストン(Euston)という駅から出ます。「National Rail」のサイトで「From」の後に「London Euston」と入力し、「to」の後に「Liverpool Lime Street」と入力します。「When」の後の「Leaving」という欄はそのままにし、「Today」と出ている欄をクリックしてカレンダーを表示させ、移動日を選びます。「at」の後ではだいたいの時間を選択します。帰りの電車の分も一緒に検索したい場合は、「Return」の前にチェックを入れ、帰りの移動日や時間を選択します。「Fastest trains only」の前にもチェックを入れておけば、直行電車だけが表示されます。ここまで入力して「Go」をクリックすると、選択した日の選択した時間の前後の電車の切符の種類や運賃が表示されます。切符には決まった日の決まった時間の電車にしか乗れないAdvance、その日のどの電車にも乗れるAnytime、ラッシュアワー以外の時間ならどの電車に乗ってもいいOff-Peakなどの種類があり、値段が大きく異なります。詳しくはこちらへ。National Railのアプリでも電車の時間を調べたり切符を購入することができます。