ジョー・アレンが輝く2つの理由〜速攻に順応した"ウェールズのシャビ"〜プレミアリーグ1415季第27節のマンチェスター・シティ戦、攻撃に夢中なシルバと、守備に無関心なヤヤ、そんな彼らに戸惑うフェルナンジーニョの無防備な3人の間で、ジョー・アレンは"ウェールズのシャビ"と形容されるのに相応わしい振る舞いを続けました。2015.03.08 11:45
ロジャーズの巧妙な仕掛け、スタリッジの復活~リバプールvsウエストハム~ここ5試合4勝1分け、10ゴール、クリーンシート3回とようやく手応えを掴みはじめたリバプール。その勢いのままに第23節、キャロル、ダウニング率いるウエストハムを攻略し勝ち点3を獲得した。本記事ではアラダイスの良手に捕まりつつも後半見事な修正を見せたロジャーズの策を見ていく。【前半】(ウエストハム目線)ある程度はリバプールがボールを支配することが予想されたこの試合、ウエストハムは前からのプレッシャーで左サイド(ジャンサイド)を切りソングの守備範囲を奪いどころに設定。密集したエリアに対しても難しい縦パスを出したがるサコーから、多少強引にでもターンを試みる傾向のあるコウチーニョへ入るボールが狙い目だ。この策がはまって前半15分までにソング絡みで5度のボール奪取、リバプールに攻撃のリズムを作らせない。下記に代表的な2つの場面を挙げる。前半1分:ダウニングとバレンシアが前からの圧力でジャンのパスコースを塞ぎ、ボールは逆サイドへ。真ん中で漂うソングが少しずつコウチーニョに近づく。サコーからコウチーニョへ縦パスが出ると猛プレスを浴びせ奪いきる。2015.02.02 07:30
寧ろ献身的なバロテッリ、あとはゴールを決めろ。入団時のこの言葉に象徴されるように、バロテッリは置かれている状況を理解している。若かりし頃の評価は日に日に影をひそめ、年齢はFWとしてのピークを迎える一歩手前、そんな中で彼は大幅な減俸を飲んでまでリバプールにやってきたのである。オフは郊外の家で過ごし、居残り練習をしているのもその覚悟の表れだろう。2014.10.31 22:00